入院中のいちこ。
アレルギー性紫斑病の可能性が高いとして
今日から新しい治療が始まりました。
これまでの経過をまとめてみます。
26日(木)入院3日目
朝に病室に入ると昨日とは違って穏やかな表情のいちこ。
「ママ、絵本読みたい」
元気が出てきた様子のいちこを見て、ほっとして泣きそうになる。
昨日まではずっと寝ていたのに、この日はベッドの上で座って
絵本を読んだりパズルをやったり
ずーっと遊んでいた。
少し笑顔も見られた。
少量ずつ水分を取っても嘔吐なし。
翌日から食事も始まると聞いて少し安心。
先生からのお話。
小腸がむくんでいて、腸炎として治療をしていく。
普通の胃腸炎だったら嘔吐が落ち着いたら下痢になり様子を見ながら水分や食事がとれるようになっていくはずなのに嘔吐を繰り返していたので、
ただの胃腸炎としては腑に落ちないところがある。
外科的な処置が必要な緊急性の高い腸閉塞や腸重積などの疾患はまだ完全に否定はできない。
アレルギー性紫斑病や他の病気の可能性も踏まえながら経過をみていく。
27日(金)入院4日目
朝に病室に向かうと部屋の外まで聞こえる大声でいちこが泣いていた。
「ごはんがたべたい!!」
私の顔を見ると少し落ち着き笑顔を見せた。
私のいない間にもナースコールをしてご飯が食べたいと訴えていたらしい…。
昨日、明日からご飯だよと先生に言われたのに朝ごはんが出なかったのでショックだった様子。
「めっちゃたのしみにしてたのにぃ」
ご飯が食べたくて泣くほどの元気が出てきたのは
良いことだ。
が、食事が始まる予定だったお昼を前にまたぐったりと活気をなくしてしまったいちこ。
黄色い胃液様のものを嘔吐。
その後も嘔吐を何度か繰り返し、
結局食事再開は後日にお預けとなってしまった。
昨日も今朝も調子が良さそうでほっとしていたのに
また悪くなってしまった…。
いつになったら普通に飲んだり食べたりできるんだろう。
ただの脱水で、点滴したらすぐ元気になって退院できると思っていたのに…。
28日(土)入院5日目
昨夜は4回ほど吐いてしまったとのこと。
元気はないが苦しそうではないいちこ。
足首にほんの2~3個、言われなければ気にならない程度の小さな赤い斑点がある…。
先生からのお話。
☆嘔吐の症状が出る前に鼻水が出ていた…感冒症状が前触れとなっている
☆下痢はなく、嘔吐のみ
☆小腸のむくみ、血便出現
☆血管炎を示すDダイマーの上昇
☆足首に出現してきた紫斑
→アレルギー性紫斑病の可能性が高いとして
ステロイドの治療を開始してみる。
ということで、朝からステロイドの薬が追加。
午前中は寝ていたけれど、
午後からは少し元気が出てきて
絵本を読んだり、シールで遊んだり。
午前中に1度嘔吐があったものの、
午後は嘔吐もなく少しずつ水分もとることができた。
アレルギー性紫斑病の入院期間は
2週間~2ヶ月とかなり個人差があり、
腹部症状の強い場合は長期化することが多いらしい。
いちこも嘔吐=腹部症状が強いので、長くなるかもしれない…。
また、症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら段々良くなっていく経過を辿るので、良くなったと思ったら悪化した!と驚くことがないようにしてください、とのこと。
入院期間が予想以上に長くなりそうだけど、
今日はひとまず、病名がわかってホッとした。
まずは嘔吐が落ち着いて、早く食事が再開できますように。
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